作手村の小林に、むかし伝右衛門サという人がいました。あるばん、伝右衛門サがいろりばたでなわをなっていると、うらの山で、 〝ポンポコ ポンポン〟 と、たぬきの腹づつみの音がします。そして、何やらうたっているようです。そっとうらぐちまで行って耳を…
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